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日本トップインターナショナルスクール:評価・面接まとめ(2026年度)

日本には、国際的な教育を提供する優れたインターナショナルスクールが多数存在します。日本の主要インターナショナルスクールでは、入学希望者に対して学年や年齢に応じた評価(グループスクリーニング・テストなど)と保護者面接が行われます。各校の受験内容は異なりますので、ここでは、簡単に学年ごとにまとめました。

ここでは、各校の入学評価・面接の概要を学年ごとに整理してまとめました。より詳しい入学スケジュールについては、以下のブログもご参照ください:日本トップインターナショナルスクールの入学スケジュール

1. American School in Japan(アメリカンスクールインジャパン)

学年評価方法
幼児部(ELC, 3–5歳)子どもは20~30分間のグループスクリーニングを受けます。
小学校(Gr.1 – Gr.5)原則として入試テストはありませんが、必要に応じてMAP(Measures of Academic Progress)テストを受ける場合があります。海外応募者はオンライン受験も可能です。
中学校(Gr.6 – Gr.8)
高校(Gr.9 – Gr.12)
保護者面接(全学年)一部の候補者のみ対象。20分程度のオンライン「Meet and Greet」が行われます。名前はカジュアルですが、実際はご家庭の教育方針やお子さまの背景を確認する正式な面接です。

詳細:https://www.asij.ac.jp/admissions/admissions-home 

2. The British School in Tokyo(ブリティッシュスクールイン東京)

学年評価方法
幼児部(Nursery – Reception, 3–5歳)子どもは20~30分間のグループスクリーニングを受けます。
小学1年生以上(Grade 1-12)原則として入試テストはありませんが、必要に応じてMAP(Measures of Academic Progress)テストを受ける場合があります。海外応募者はオンライン受験も可能です。
保護者面接(全学年)全学年必須。20分程度のオンラインまたは対面での面接が行われ、ご家庭の教育方針やお子さまの背景を確認する正式な面接です。

詳細:https://www.bst.ac.jp/admissions 

3. Christian Academy in Japan(クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン)

学年評価方法
幼児部(Kindergarten, 5歳)~ 小学1年生(Grade 1)グループスクリーニングを実施します。
小学2年生以上(Grade 2~12)近年の標準化テスト(NWEA MAPなど)の結果を提出します。 結果を提出できない場合は、CAJでテストを受験します。
全学年書類選考とスクリーニング後、全員が保護者とお子さまの面接の対象となります。面接は校長が担当し、保護者とお子さま両方の参加が必須です(約30分)。関東地方外にお住まいのご家庭は、オンラインでの面接が可能です。

注意:英語を母語としない生徒は、学年に関わらず英語能力テストを受ける必要がある場合があります。

詳細:https://caj.ac.jp/admissions/ 

4. International School of the Sacred Heart(聖心インターナショナルスクール)

学年評価方法
幼児部(Kindergarten, 3~5歳)5歳児はグループまたは個別のスクリーニング(ケースバイケースで選考が行われます)
小学1年生~4年生(Grades 1–4)オンラインで実施される、算数および英語(読解・作文)のスキル評価が課されます。
小学5年生~高校3年生(Grades 5–12)算数、英語の読解、および英語のエッセイライティングのテストが課されます。
全学年上記の評価に合格した出願者は、家族面接に参加します。保護者と生徒の両方の参加が必須です。海外からの応募者はGoogle Meetでの面接が可能です。

詳細:https://www.issh.ac.jp/admissions/admission-process 

5. K International School(Kインターナショナルスクール)

学年評価方法
K1 – K2 教室での行動観察。 内容: お絵描き、物の名前を言う、塗り絵、数を数えるなどの活動に参加します。 
K3 – G1 英語試験: 4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)を評価します。K3では主にリスニングとスピーキングが中心です(年度後半の入学者は読み書きも含む場合があります)。 教室での観察: G1とK3の受験者は、通常の授業に参加し、他の子どもとの交流状況を観察されることがあります(実施されない場合もあります)。
G2 – G3 英語試験 数学試験 本人インタビュー (G3の一部)
G4以上 (試験段階)英語試験 数学試験 本人インタビュー
全学年 (最終選考段階)保護者インタビュー

補足事項

  • リモート受験: 海外在住で、直近の学業成績が非常に高く、模範的な行動が証明されているG6以上の出願者のみ、リモート受験を希望できます。許可された場合、Duolingo英語テスト(有料)を受験します。K1からG5までの出願者は、いかなる場合もリモート受験はできません。 学校は可能な限り来日しての対面受験を強く推奨しています。

詳細:https://www.kist-temporary-website.com/ja/admissions

6. Malvern College (マルバーン・カレッジ・東京)

学年評価方法
Pre-Prep(幼児部)観察セッションに参加し、さまざまなアクティビティを通して英語力、認知能力、運動能力を評価します。
Prep 1~3(小学1年生~3年生相当)個別またはグループ面接で、英語力、認知力、運動能力、興味・関心などを評価します。必要に応じて日本語の補助が行われます。過去の成績表(在籍校のレポート)がある場合は確認されます。
Prep 4以上(小学4年生~高校3年生相当)英語のリテラシー、非言語的推論力、数量的推論力を評価するオンラインアセスメントおよび英語の筆記課題を実施します。その後、生徒・保護者面接(英語を基本とし、必要に応じて日本語補助あり)を行います。過去の成績表(在籍校のレポート)がある場合は確認されます。
全学年共通すべての出願者に対して保護者面接が実施されます。面接は英語を中心に行われます。

詳細:https://www.malverncollegetokyo.jp/assessment-result 

7. Nishimachi International School (西町インターナショナルスクール)

学年評価方法
幼稚部(Kindergarten/5歳児)育児のグループスクリーニング(約1時間)および保護者面接(約30分)が行われます。スクリーニング内には短い個別面接のセクションも含まれます。海外からの応募者はオンラインでの実施が可能です。
小学1年生~中学3年生(Grades 1–9)英語(読解・作文・会話・理解)および数学の学年相当のスキルが求められます。MAPテストおよび面接が実施され、オンラインまたは対面での実施が可能です。保護者面接(約30分)が先に行われ、その後に生徒のスクリーニングが実施されます。
全学年共通すべての出願者に対して保護者面接が行われます(英語で実施)。学校での全てのコミュニケーションは英語で行われるため、少なくとも保護者のうち一人(できれば主な養育者)が英語でのコミュニケーションが可能であることが求められます。

詳細:https://www.nishimachi.ac.jp/admissions/admissions-criteria 

8. Phoenix House International School (フェニックスハウス・インターナショナルスクール)

学年評価方法
Kindergarten~Year 1(幼稚部~小学1年生相当)約1時間のスクリーニングおよび保護者面接(約15分)が実施されます。面接および評価は英語で行われ、子どもの学習態度や学校カリキュラムへの適応力が確認されます。
Year 2以上(小学2年生~高校3年生相当)英語および数学(Key Stageに基づく)の評価、英語力チェック、CAT4認知能力テスト(Upper Prep対象)を実施します。加えて保護者面接(約15分)を行います。
全学年共通応募書類、在籍校からの推薦書、保護者面接、児童のインタビュー・実技観察などを含む総合的(ホリスティック)な評価が行われます。すべての出願者は「Discovery Day(体験・評価日)」に招待され、観察やインタビュー、学習活動を通じて総合的に評価されます。Lower Prepは半日、Upper Prepは終日で実施されます。

詳細:https://www.phoenixhouseschool.org/admissions/ 

9. Saint Maur International School (サンモール・インターナショナルスクール)

学年評価方法
Kindergarten~Grade 1(幼稚部~小学1年生相当)実際のクラスに参加しながら約1時間のスクリーニングを行い、その後に短い個別インタビュー(約15分)を実施します。出願前に保護者オンライン面接(約10分)があります。
Grades 2~3(小学2~3年生相当)MAPテスト(英語・数学)を実施します。日本国外にいる場合、入国前に「仮合格(tentative acceptance)」が出され、登校初日に評価が行われます。仮合格は、提出資料との不一致がない限り有効とされます。
Grades 4~11(小学4年生~高校2年生相当)MAPテスト(英語・数学)を実施します。オンライン(遠隔)での評価も可能です。高校3年生(Grade 12)の入学は、IBプログラムの性質上、原則として受け入れを行っていません。
全学年共通保護者面接(オンライン・約10分)が入学プロセスの初めに行われます。すべての評価は発達段階に応じて実施され、生徒の英語力、学習適応力、学業背景を総合的に判断します。

詳細:https://www.stmaur.ac.jp/admissions/ 

10. Seisen International School (聖心インターナショナルスクール)

学年評価方法
Kindergarten(幼稚部)お子さまと保護者が一緒に参加する**ファミリー面接・観察セッション(約1時間)**が行われます。子どもの社会的スキルや学校環境への適応力を確認します。
Grade 1以上(小学1年生~高校3年生相当)MAPテスト(約30分)およびファミリー面接(約1時間)が実施されます。MAPテストでは英語および数学の学力を測定し、面接では生徒の学習姿勢や家庭でのサポート体制などを総合的に確認します。
全学年共通面接は保護者とお子さまが一緒に参加し、英語を中心に行われます。入学審査は学力だけでなく、学校の教育方針との適合性を総合的に評価して判断されます。

詳細:https://www.seisen.com/join-us/admissions 

11. St. Mary’s International School (セントメリーズ・インターナショナルスクール)

学年評価方法
Kindergarten(幼稚部)グループスクリーニング(1時間)、保護者との面接(15分)を実施します。
Grade 1(小学1年生)最初にMAPテスト(30分)があり、その後1時間のグループスクリーニング、保護者との面接(15分)が行われます。
Grade 2以上(小学2年生~)MAPテストおよびショートライティングテスト(両方で合計約1時間30分)、保護者との面接(15分)が実施されます。
全学年共通面接は保護者との対話形式で、学習適性・英語力・学校環境への適応可能性を評価します。入学審査は複数の評価形式を通じて行われます。

詳細:https://www.smis.ac.jp/admissions/application-requirements 

12. Yokohama International School (横浜インターナショナルスクール)

学年評価方法
Early Learning Center(ELC/幼稚部)約2時間半のグループスクリーニングが実施されます。活動を通して社会性、言語理解、協調性などを観察します。
Grade 1以上(小学1年生~高校3年生相当)MAPテスト(英語・数学)を実施します。テストは学年に応じたレベルで構成され、英語による学習への適応力を確認します。
全学年共通すべての出願者に対してオンライン面接(約20分)が行われます。面接は英語で実施され、学校との適合性や家庭での学習支援体制を確認します。

詳細:https://yis.ac.jp/admissions/ 

13. Harrow International School Appi (ハロウ・インターナショナルスクール安比)

学年評価方法
全学年対象オンラインテスト(約2時間):・数学、英語、非言語推論を測る外部管理のコンピュータテスト(90分)・英語のライティングテスト(20分)で指定トピックについて文章を書く※事前準備は不要です。
全学年対象オンライン面接:オンラインまたは対面で校長または上級教員との面接が行われます。オンラインテストに合格した生徒のみ招待されます。

詳細:https://www.harrowappi.jp/admissions/admissions-process-2023/#:~:text=Application%20Process,-Step%201%20%E2%80%93%20Submit&text=This%20is%20an%20externally%20moderated,preparation%20required%20for%20this%20test

14. UWC ISAK Japan (ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン軽井沢)

学年評価方法
Grade 10(高校1年生相当)オンライン選考:1. 書類選考(出願フォーム、学業・非学業推薦書、自己紹介ビデオ、エッセイ)2. 書類選考通過後、オンライン面接およびグループアセスメントに招待※日本国内の学校に在籍している場合は、早期結果の受け取りも可能。
全学年共通選考では、学力だけでなく、リーダーシップ、協働力、個人の適性を総合的に評価します。オンラインでの面接やグループ活動を通じて、学校の教育方針に合致するかを判断します。

詳細:https://uwcisak.jp/our-high-school/admissions/how-to-apply/ 

終わりに

今回は、日本国内の主要インターナショナルスクールの面接、試験内容についてまとめました。学校ごとに評価方法や面接形式が異なるため、出願を検討する際には、必ず各校の公式ページで最新情報を確認し、必要に応じて直接問い合わせることをおすすめします。特に、オンライン面接やローリング方式など柔軟な対応がある学校は、条件や締切に注意が必要です。

入学試験や評価、家族面接の準備など、国際校への出願サポートを希望される場合は、EGCIS(エグシス インターナショナルスクール専門塾)が支援いたします。当塾は、日本のインターナショナルスクール入学を目指す生徒の指導や学年度を通じた学習サポートに特化しています。

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