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品川インターナショナルスクール(SIS)完全ガイド|東京の注目IBスクールを徹底解説

はじめに

東京・品川区に位置する品川インターナショナルスクール(Shinagawa International School、通称SIS)は、プリスクール(3歳)からグレード12(18歳)までを対象とした、東京屈指のIB一貫教育校です。近年、その充実したカリキュラムと多文化的な教育環境が注目を集め、入学を検討する家庭が増えています。

このガイドでは、SISの基本情報・カリキュラム・施設・学費・入学方法など、保護者や生徒が知っておくべきすべての情報を、公式サイトをもとに正確かつ詳しく解説します。

第1章:品川インターナショナルスクールの基本情報

学校概要

品川インターナショナルスクール(SIS)は、IB一貫校(PYP・MYP・DP)として、WASCおよびCISの認定を受けた、プリスクールからグレード12(3歳〜18歳)までを対象とする東京のインターナショナルスクールです。

SISのビジョンは、「情熱的で、自律的で、高い意欲を持ち、世界平和に積極的に貢献する学習者を育てること」です。SISは様々な文化・国籍・言語的バックグラウンドを持つ家庭を歓迎しており、国際的なマインドセットをコミュニティの根幹に置いています。

日本語の授業を除き、すべての教科は英語で行われます。そのため、入学する生徒は授業に効果的に参加できるだけの英語力を持っていることが求められます。

生徒の国籍構成

SISには、アメリカ・韓国・イギリス・オーストラリア・中国・ドイツ・ロシア・トルコ・ペルー・台湾・インド・フィリピン・日本など、40カ国以上の生徒が在籍しています。日本人家庭の子どもも入学可能ですが、入学基準については後述の入学方針をご確認ください。

認定・資格

SISは以下の機関から認定を受けています。

  • IB World School(IB認定校)
  • WASC(Western Association of Schools and Colleges)
  • CIS(Council of International Schools)
  • TAIP(Tokyo Association of International Preschools)

第2章:キャンパスと施設

品川インターナショナルスクールは、3つのキャンパスと様々な施設を通じて、生徒の学びと成長を支えています。

SIS Aoyoko Campus(プリスクール〜幼稚園)

Aoyokoキャンパスでは、3〜5歳の幼い学習者がIB PYP Early Years(早期教育)カリキュラムのもとで教育を受けます。2025年より導入されたこのプログラムは、IBの哲学に基づくプレイベースのアプローチを採用しており、好奇心・探究心・創造力を育みながら、言語・運動・社会性・学力の発達を丁寧にサポートします。また、安全で魅力的な屋外遊び場も設置されており、身体的な成長や社会的な交流の場として活用されています。

アクセス: 青物横丁駅から徒歩5分、大井町駅から徒歩7分、品川シーサイド駅から徒歩15分。住所:〒140-0004 東京都品川区南品川5-12-4

SIS Seaside Campus(グレード1〜3)

Seasideキャンパスでは、グレード1〜3の生徒がIB Primary Years Programme(PYP)のもとで学びます。探究型カリキュラムによって、好奇心・批判的思考力・学びへの意欲を育みながら、言語・社会性・感情面・学力面での発達を丁寧にサポートします。キャンパスには広々とした教室のほか、音楽・アート専用スペース、体育館、蔵書豊富な図書館、屋上の遊び場が整備されており、学びと創造性が交差する活気ある環境が整っています。

アクセス: 品川シーサイド駅から徒歩5分、青物横丁駅から徒歩5分、大井町駅から徒歩15分。住所:〒140-0002 東京都品川区東品川4-8-8

SIS Samezu Campus(グレード4〜12)

Samezuキャンパスは、グレード4からグレード12までの生徒が通うメインキャンパスです。広々とした教室、体育館、音楽・美術・デザイン専用スペース、最新設備の理科実験室、図書館・メディアセンターを備えた充実した環境が整っています。体育の授業や休み時間には近隣のSamezu Soccer Fieldを活用しており、屋外での活動も積極的に行われています。

アクセス: 品川シーサイド駅から徒歩7分、青物横丁駅から徒歩3分、大井町駅から徒歩15分。住所:〒140-0004 東京都品川区南品川3-6-21

図書館・メディアセンター

SISの図書館・メディアセンターは、各年齢層に合わせたリソースを提供する活気ある学びのハブです。Seasideキャンパスの図書館には、フィクション・ノンフィクション・絵本・定期刊行物を含む15,000冊以上の蔵書があります。ノンフィクション書籍はPYPカリキュラムに合わせた分野横断的テーマごとに分類されており、生徒はリサーチスキルを磨くことができます。

第3章:カリキュラムとIBプログラム

SISは、IB(国際バカロレア)の全プログラムを提供するIB一貫校です。

Early Learning Center(ELC)/ プリスクール〜幼稚園

ELCでは、IB PYPの早期教育プログラムを採用しており、プレイベースのアプローチを通じて、幼い子どもたちの好奇心・探究心・言語・運動・社会性の発達を丁寧に育みます。

Primary Years Programme(PYP)/グレード1〜5

プライマリー(グレード1〜5)では、IB PYPを採用しており、分野横断的なアプローチで学びを展開しています。言語と数学ではCommon Core Standards、理科ではNGSS Standards(次世代科学基準)をPYPのフレームワーク内に統合し、広い分野横断テーマを通じて学ぶことで、生徒が個別科目の枠を超えて世界を総合的に理解できるよう促しています。

Middle Years Programme(MYP)/グレード6〜10

MYPはIB PYPの継続プログラムです。 SISメインキャンパス(Samezu)では、グレード6〜10のMYPが提供されています。 MYPは批判的思考・コミュニケーション・リサーチ・自己管理・社会的スキルを育てるATL(Approaches to Teaching and Learning)フレームワークを核としており、グレード10修了時にはパーソナルプロジェクト(Personal Project)を完成させることが求められます。

Diploma Programme(DP)/グレード11〜12

SISは2024〜25年度よりグレード11・12向けにIBディプロマプログラム(DP)を開始しました。16〜19歳を対象とした同プログラムは、IB学習の集大成として、知的・社会的・感情的・身体的な幅広い成長を促す総合的なカリキュラムです。

2024〜25年度に開講されるDPコース

2024〜25年度より、SISでは以下のDPコースを提供しています。

グループ1(言語と文学)

  • English A: Language and Literature(HL/SL)
  • Japanese A: Language and Literature(HL/SL)

グループ2(言語習得)

  • Japanese B(HL/SL)
  • Japanese ab initio(SL)

グループ3(個人と社会)

  • Business Management(HL/SL)
  • Environmental Systems and Societies(HL/SL)

グループ4(理科)

  • Chemistry(HL/SL)
  • Biology(HL/SL)
  • Physics(HL/SL)
  • Computer Science(HL/SL)
  • Environmental Systems and Societies(HL/SL)

グループ5(数学)

  • Mathematics: Applications and Interpretation(SL)
  • Mathematics: Analysis and Approaches(HL)

DPコア(TOK・EE・CAS)

DPの核心をなすのが、TOK(知識の理論)・EE(エクステンデッドエッセイ)・CAS(創造性・活動・奉仕)の3つのコア要素です。これらが各教科グループと連携することで、批判的思考・社会的相互作用・リサーチ・自己管理・コミュニケーションといったスキルが強化されます。

CASプログラムでは、Creativity(創造性)として絵画・執筆・音楽・演劇などの活動を通じて創造的思考と表現を育み、Activity(活動)としてスポーツ・ダンス・ハイキング・ヨガなどの身体活動を通じて健康的な生活習慣を促進し、Service(奉仕)としてシェルターでのボランティアや地域清掃・地域学校支援などを通じて、共感・責任感・社会への貢献意識を育みます。

第4章:課外活動・放課後プログラム

放課後プログラム(ASP)

SISでは火曜日・水曜日・木曜日に放課後プログラム(ASP)を実施しており、音楽・演劇・スポーツ・アート・宿題クラブなど様々な活動に参加できます。週70以上の多様なASPが提供されており、プログラムは毎年更新されます。

ASPは基本的に無料のサービスですが、外部の専門インストラクターによる特定のプログラムでは追加費用が発生する場合があります。

主なASPの例は以下の通りです。

アカデミック系: 中国語クラブ、ニュースレター、模擬国連(MUN)、日本語、マインドフルネスクラブ、家庭科

STEAM系: アーツ&クラフト、本のイラスト制作、ボイストレーニング・レコーディング、バレエ、折り紙、ドラム・パーカッションアンサンブル、ヒップホップダンス、ギター、彫刻、演劇クラブ、ロボティクス、コーディング、レゴ建設クラブ、音楽鑑賞

アスレチック系: フットボール、卓球、ヨガ、体操、テコンドー、バスケットボール、バレーボール、バドミントン

スイミングクラス

SISはPYP(プリスクール〜グレード5)の全生徒を対象に、近隣のコナミスポーツクラブのプールでスイミングクラスを提供しています。週1回・45分間のセッションは、資格を持つコナミのコーチとSISスタッフが共同で指導します。生徒は能力別にグループ分けされ、継続的な評価を含むコナミの水泳レベル認定プログラムに参加します。なお、このレッスンには追加費用がかかります。

第5章:学費・諸費用

SISの学費は毎年学校理事会によって審査・更新されます。以下は公式サイトに掲載されている最新情報です。

入学時にかかる費用

出願費用として、申請書提出時に40,000円(返金不可)の出願料がかかります。入学が確定した場合、1週間以内に1,000,000円(返金不可)の入学金を支払う必要があります。また、年間250,000円(返金不可)の施設維持費がかかります。

2025〜2026年度 授業料(年額・3期分割払い)

学年第1学期第2学期第3学期
プリスクール〜幼稚園875,000円675,000円675,000円
グレード1〜5850,000円750,000円750,000円
中学・高校(グレード6〜10)950,000円750,000円750,000円
高校(グレード11〜12)950,000円800,000円800,000円

2026〜2027年度 授業料(参考)

学年第1学期第2学期第3学期
プリスクール〜幼稚園925,000円825,000円825,000円
グレード1〜51,025,000円825,000円825,000円
中学・高校(グレード6〜10)1,025,000円875,000円875,000円
高校(グレード11〜12)1,100,000円900,000円900,000円

その他の費用

教材費として年間50,000円がかかり、これには小規模の校外学習、日本語の教科書、授業で使うクラス小説、一部の文具類が含まれます。学習サポートが必要な場合は、年間500,000円の学習支援費が追加でかかります。PTA年会費は6,000円です。

以下の費用は授業料に含まれていません:昼食代、制服代、課外での宿泊・日帰り旅行、特別教育支援(SEN)、一部の試験費用、一部のスポーツ大会・イベント、一部の課外活動・ASP、スイミングクラスなど。

兄弟姉妹割引

2025〜26年度以前に入学した家庭には、第2子の授業料に20%割引が適用されます。2025〜26年度以降に入学した家庭には、第2子以降の追加の兄弟姉妹の授業料に10%割引が適用されます。

第6章:入学手続きと入学方針

入学対象

SISは様々な国籍・バックグラウンドを持つ子どもたちを受け入れています。両親がともに日本人の場合でも入学できる可能性がありますが、SISの入学方針に定められた条件を満たす必要があります。

SISは学力的な背景だけでなく、子どもの性格や自己管理能力・社会性・コミュニケーションスキルも入学審査の要素として考慮しています。

出願方法と締切

国際学校は海外から随時入学する生徒を受け入れるため、入学出願は年間を通じて受け付けています。SISも入学願書の提出期限を設けていません。新入生は年間を通じて受け入れています。

出願は公式サイト(sistokyo.openapply.com)からオンラインで行えます。学校見学の予約も同サイトから可能です。

問い合わせ先

  • メール: admissions@sistokyo.jp
  • 電話: +81-3-6433-1531
  • 公式ウェブサイト:https://sistokyo.jp/

第7章:SISで学ぶことの強みと大学進学への準備

IBディプロマが開く大学への道

SISのDPは2024〜25年度から始まったばかりの新しいプログラムですが、IBディプロマは世界中の大学から高く評価されており、イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ヨーロッパ・日本国内の大学への進学を視野に入れた準備として非常に有効です。

IBディプロマの最大の特徴は、6つの教科グループにまたがるバランスの取れた学習と、TOK・EE・CASという3つのコア要素です。特にエクステンデッドエッセイ(EE)は4,000ワードの独立した研究論文であり、大学レベルの学術的思考力・リサーチ力・論述力を在学中に磨くことができます。これはパーソナルステートメントの執筆においても強力な材料となります。

多文化環境の強み

40カ国以上の生徒が集まるSISの環境は、国際的なマインドセットを育む上で理想的な場所です。こうした多文化環境の中で培われた視点・コミュニケーション能力・異文化理解は、大学出願のパーソナルステートメントにおいて他の出願者との差別化につながる大きな強みです。

日本語教育の充実

SISのDPでは、グループ2(言語習得)においてJapanese B(HL/SL)およびJapanese ab initio(SL)を提供しています。また、グループ1ではJapanese A: Language and Literatureも選択可能であり、日本語母語話者の生徒が母語を高い水準で維持・発展させながら国際的な教育を受けられる環境が整っています。

まとめ

品川インターナショナルスクール(SIS)は、IB一貫教育・多文化環境・充実した課外活動・東京都心へのアクセスの良さを兼ね備えた、東京の中でも注目度の高いインターナショナルスクールです。特に2024〜25年度からディプロマプログラム(DP)を開始したことで、プリスクールからグレード12まで一貫したIB教育が受けられる体制が整いました。

学費は決して安くはありませんが、IBディプロマが世界中の大学進学に強力なパスポートとなることを考えると、長期的な投資として検討する価値は十分にあります。入学を検討している方は、まずは学校見学を予約し、実際のキャンパスの雰囲気を確かめてみることをお勧めします。

EGCISについて

SISのようなインターナショナルスクールに通いながら大学出願の準備を進めることは、決して簡単ではありません。パーソナルステートメントの書き方・出願書類の準備・面接対策など、一人で抱え込まずに専門家のサポートを活用することが合格への近道です。

EGCIS(イージーシス)は、インターナショナルスクール受験に特化した専門塾です。出願書類のサポート、出願試験対策、面接準備など、生徒の受験を総合的に支援しています。インターナショナルスクール受験についてお困りのことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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