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インターナショナルスクールの「学費以外にかかる費用」:有名8校の公式データ徹底比較

インターナショナルスクールへの進学を検討する際、「年間200万〜300万円の学費(Tuition)」ばかりに目が行きがちですが、予算計画を立てる上で最も注意しなければならないのが「学費以外にかかる費用(隠れたコスト)」です。

名門校になればなるほど、初年度の入学金や施設費、開発寄付金が非常に高額に設定されており、初年度だけで学費の他に100万〜200万円近い追加費用が発生することも珍しくありません。

本記事では、インターナショナルスクール受験で必ず知っておくべき「学費以外にかかる5つの費用」について、日本国内の有名なインターナショナルスクール8校の公式発表(2025-2026年度および2026-2027年度の最新スケジュール)に基づく正確な金額データを交えながら、圧倒的な詳細さで解説します。

1. 入学金(Registration / Enrollment Fee)

合格後、学校に席を確保するために支払う「1回限りの費用」です。日本の一般的な私立学校の入学金(20万〜30万円程度)と比較すると、高額に設定されているのが特徴です。原則として返金不可(Non-refundable)です。

【有名校の実際の金額例】

  • 清泉インターナショナルスクール (Seisen): ¥300,000
  • K.インターナショナルスクール東京 (KIST): ¥300,000
  • 西町インターナショナルスクール (Nishimachi): ¥300,000
  • The American School in Japan (ASIJ): ¥300,000
  • The British School in Tokyo (BST): ¥500,000
  • ヨコハマ・インターナショナル・スクール (YIS): ¥1,480,000

2. 施設費・土地建物開発費(Building / Capital Development Fee / Capital Levy)

キャンパスの維持管理、最新IT設備の導入、スポーツ施設や校舎の改築などを目的として徴収される費用です。学校によって「初年度に一括で数百万円を支払う形式」と、「毎年数十万円を支払う形式(あるいは両方の組み合わせ)」に分かれます。

【有名校の実際の金額例】

  • The American School in Japan (ASIJ):
    • Building Maintenance Fee(初年度のみ一括): ¥1,525,000
    • Capital Assessment(毎年の施設維持費): ¥250,000
  • 清泉インターナショナルスクール (Seisen):
    • Land and Building Development Fee(初年度のみ一括): ¥700,000
    • Building Maintenance(毎年): ¥150,000
  • K.インターナショナルスクール東京 (KIST):
    • Capital Fee(初年度のみ一括): ¥700,000
    • Building Maintenance Fee(毎年): ¥200,000
  • 西町インターナショナルスクール (Nishimachi):
    • Building Maintenance Fee(初年度のみ一括): ¥825,000
    • Educational Enhancement Fee / School Growth Fund(毎年合計): ¥400,000
  • The British School in Tokyo (BST): ¥680,000
    • Educational Resource (初年度のみ一括): ¥680,000
    • Capital Development Fee(毎年): ¥100,000
  • Yokohama International School (YIS): Campus Development Fee(毎年): ¥399,000

※ASIJや西町、清泉のように、初年度に「入学金」+「一括施設費(デベロップメント費)」が学費に丸々上乗せされるケースでは、学費以外の初期費用だけで100万〜200万円を超えるため、事前の資金計画が非常に重要です。

3. バス代(School Bus Transportation Fee)

多くのインターナショナルスクールは、広大なキャンパス(調布市や横浜市など)や、通学の利便性を考慮して独自のスクールバス網を運行しています。往復(Round Trip)か片道(One Way)か、あるいは利用距離によって変動します。

【有名校の実際の金額例】

  • The American School in Japan (ASIJ): 年間 ¥390,000(レギュラーバス往復)
  • 清泉インターナショナルスクール (Seisen): 年間 ¥420,000(往復)/ ¥310,000(片道)
  • その他の主要スクール相場: 年間 ¥250,000 〜 ¥450,000 程度

4. 給食費(School Lunch / Cafeteria Fee)

外部のインターナショナルスクール専門ケータリング会社(Cezars KitchenやKiwi Kitchenなど)が多国籍でアレルギー配慮されたランチを提供しています。

多くは「希望者のみの事前登録・購入制」ですが、学年や学校によっては全員購入(またはデポジット制)の場合もあります。

【費用の相場】

  • 年間契約・毎日利用の場合: 約 ¥120,000 〜 ¥220,000(1食あたり約 ¥800 〜 ¥1,500 の計算)
  • ※もちろん、毎日お弁当(Home Bento)を持参すればこの費用は ¥0 に抑えることが可能です。

5. その他費用(Application, Uniform, Technology etc.)

入学試験時および日常的に発生する細かな費用ですが、積み重なると無視できない金額になります。

  • 出願料(Application Fee / Assessment Fee):
    • 願書を提出し、入学選考(書類・面接・筆記)を受けるために必要な費用です。合否に関わらず返金されません。
    • ASIJ / YIS / KIST / Nishimachi / Seisen / BST: 各 ¥30,000 〜 ¥50,000
  • 教材・テクノロジー費(Technology / Exam Fees):
    • 学校指定iPad/パソコンのライセンス、デジタル教材利用料。また、高校生(Grade 11-12)になるとIB(国際バカロレア)試験料(1科目あたり約 ¥20,000)や、Grade 12の卒業費(約 ¥30,000)などが別途徴収されます。
  • 制服代(Uniforms):
    • アメリカ系(ASIJや西町など)は私服ですが、イギリス系(BST、RSJなど)やカトリック系(清泉、聖心など)は厳格な制服規定があります。ブレザー、スカート/スラックス、ネクタイ、体操着、指定バッグ等一式で初年度に¥50,000 〜 ¥150,000 程度かかります。

【まとめ】初年度にかかる「学費以外」の初期費用トータル比較

以下は、各校が公表しているデータに基づいた、「初年度に学費(Tuition)とは別に支払う必要のある必須初期費用(出願料+入学金+施設費)」の比較表です。

※バス代・給食費・制服代などの選択的・変動的費用は除いています。また、金額はElementary/学年によって微変動する場合があります。

学校名出願料 (一括・初年度分)入学金 (一括・初年度分)施設費 (一部は毎年)学費以外の初期費用合計
ASIJ (アメリカン)¥50,000¥300,000¥1,775,000¥2,125,000
YIS (横浜インター)¥50,000¥1,480,000¥399,000¥1,929,000
西町インター¥30,000¥300,000¥1,225,000¥1,555,000
BST (ブリティッシュ)¥40,000¥500,000¥780,000¥1,320,000
K.インター (KIST)¥30,000¥300,000¥900,000¥1,230,000
清泉インター¥30,000¥300,000¥850,000¥1,180,000

各学校の公式学費ページ一覧(最新リンク)

学費や各種アセスメント費用は為替や物価上昇に伴い毎年改定されます。出願される際は、必ず以下の公式ウェブサイトのFee Scheduleを直接ご確認ください。

まとめ

インターナショナルスクールの学費構造は、「表記されている年間授業料」の他に、初年度のみかかる高額な一時金( Capital Levy / Building Fee )が存在するため、初年度の総支払額は授業料+100万〜200万円になることが一般的です。

「合格したものの、初期費用の請求書を見て驚いた」ということがないよう、出願前の段階から各学校の費用シミュレーションを正確に行い、資金計画を立てておくことが大切です。

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