エプソム・カレッジ東京(Epsom College Tokyo)とは?|2027年秋開校の英国式インターを徹底解説
目次
はじめに
エプソム・カレッジ東京(Epsom College Tokyo、以下エプソム東京)は、東京都千代田区の神田エリアに2027年秋の開校を予定している英国式のインターナショナルスクールです。イギリス・サリー州にある名門私立校エプソム・カレッジ(Epsom College)の姉妹校として、日本で初めて設立される計画で、2025年11月に開校が正式に発表されました。
対象は3歳から11歳までの幼児・初等教育段階で、英国のナショナル・カリキュラムに基づく教育に加え、日本語・日本文化の学びや年齢に応じたAI教育を取り入れる方針が示されています。都心の神田という立地もあり、開校前から多くのご家庭の関心を集めています。
なお、エプソム東京は2026年10月時点ではまだ開校しておらず、本記事で紹介する内容はいずれも「計画・予定」の段階のものです。学年構成や定員、カリキュラムの詳細、学費などは今後変更・追加される可能性がありますので、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
本記事では、エプソム東京の開校の背景、カリキュラム(予定)、入学・募集の状況、キャンパス計画に至るまで、公式サイト(epsomcollegetokyo.jp)の情報をもとに詳しく解説します。
学校概要
| 項目 | 内容 |
| 学校名 | エプソム・カレッジ東京(Epsom College Tokyo) |
| 種別 | インターナショナルスクール(英国式・通学制) |
| 運営 | 株式会社Epsom College Tokyo(2025年12月設立)。英国エプソム・カレッジ、Educ8 Group(エプソム・カレッジ・マレーシアの運営母体)、佐野学園(神田外語グループ)の3者が連携 |
| 開校予定 | 2027年秋 |
| カリキュラム | 英国ナショナル・カリキュラム(Early Years Foundation Stage〜Key Stage 2) |
| 対象年齢・学年 | 3〜11歳(EYFS〜Year 6)。開校初年度はEYFS〜Year 4を募集予定 |
| 生徒数(計画) | 長期的に年間約250名の受け入れを計画 |
| 授業言語 | 英語(日本語・日本文化の学習を含む) |
| 所在地 | 東京都千代田区内神田(JR・東京メトロ神田駅周辺) |
| 公式サイト | epsomcollegetokyo.jp |
| 連絡先 | admissions@epsomcollegetokyo.jp |
開校の背景・運営体制
英国の名門エプソム・カレッジとは
母体となるエプソム・カレッジは、1855年にイギリス・サリー州エプソムで創立された私立の共学校です。11〜18歳の生徒約1,100名が在籍する伝統校で、広大なキャンパスを持つことで知られています。2014年にはマレーシアのクアラルンプール近郊にエプソム・カレッジ・マレーシア(3〜19歳、通学・寮制)が開校しており、東京はこれに続く3校目のキャンパスと位置付けられています。
公式サイトでは、英国・マレーシア・東京の3校を「One Global School, Three Campuses」と表現しており、3校で教育方針やカリキュラムを共有するネットワーク型の運営を目指していることがうかがえます。
3者による運営体制
報道によると、エプソム東京は次の3者が連携して運営する計画です。
- エプソム・カレッジ(英国):本校として教育理念・カリキュラムの基盤を提供
- Educ8 Group:エプソム・カレッジ・マレーシアを運営する教育グループ
- 佐野学園(神田外語グループ):神田外語学院などを運営する学校法人
運営会社として株式会社Epsom College Tokyoが2025年12月に設立されており、本社所在地も千代田区内神田とされています。神田に拠点を持つ神田外語グループが参画している点も、この学校の特徴のひとつです。
開校発表
2025年11月5日には開校発表の記者会見が行われ、駐日英国大使の出席や東京都知事からの祝辞があったことが、エプソム・カレッジ・マレーシアの公式サイトで紹介されています。会見ではエプソムの共通の価値観である「Kindness(思いやり)」「Integrity(誠実さ)」「Ambition(志)」が強調されました。なお、エプソム東京の公式サイトでは、これに「Respect(尊重)」「Resilience(粘り強さ)」を加えた5つの価値観が掲げられています。
カリキュラム(予定)
公式サイトによると、エプソム東京の教育はイングランドのナショナル・カリキュラムに基づき、エプソム・カレッジの各校と足並みをそろえた内容になる予定です。あわせて、日本語・日本文化の学び、AIリテラシーやデジタルスキル、金融リテラシー、批判的思考や創造性の育成などを加えた「拡張型」のカリキュラムが打ち出されています。
Early Years Foundation Stage(EYFS:3〜5歳)
「Learn to Learn(学び方を学ぶ)」をテーマに、遊びや探究を通じた学びを重視する段階です。
- 探究型・問いを起点とした学び
- コミュニケーションと言語の発達
- 人格的・社会的・情緒的な成長
- 生活習慣・ウェルビーイング・自立の基礎づくり
Key Stage 1(Year 1〜2)
「Building Strong Foundations(確かな土台づくり)」をテーマに、英語と算数の基礎を固める段階です。
- 英語(English)・算数(Mathematics)の基礎力の定着
- 専門教科への導入
- 読書習慣と自信の育成
Key Stage 2(Year 3〜6)
「Deepening Knowledge and Preparing for What’s Next(知識を深め、次のステージに備える)」をテーマに、学びの幅と深さを広げていく段階です。
- 理科・社会系科目・テクノロジーの学習を段階的に深化
- 文章表現力・分析力の育成
- 中等教育(Year 7以降)への準備
教科・特色ある取り組み
- コア教科:英語、算数
- 専門教科:音楽、体育、言語、コンピュータサイエンス(英国で研修を受けた専門教員が指導予定)
- 日本語・日本の社会科:日本語の学習コースと日本の社会科を、グローバルな視点の学習と並行して実施
- ウェルビーイング:PSHE(人格・社会・健康教育)、運動、感情リテラシー、生活習慣づくり
- AI教育:幼児期から年齢に応じたAI・デジタルリテラシー教育を導入
- 課外活動:探究型学習、課外活動、起業家精神を育むプログラム
また、始業前・放課後の見守り付きプログラム(デイボーディング)も案内されています。
卒業後の進路「Epsom Global Pathway」
エプソム東京はYear 6(日本の小学5年生相当)までの学校として計画されています。その後の進路として「Epsom Global Pathway」が用意されており、Year 7からはエプソム・カレッジ・マレーシアに進学してIGCSE・A Levelを目指す道が示されています。A Levelの段階(Year 12〜13)では、英国サリー州の本校に進むことも選択肢とされています。
東京キャンパスでIGCSEやA Levelまで学べるわけではない点は、検討の際に押さえておきたいポイントです。中等教育以降を日本国内で続けたい場合は、Year 7以降の進学先を早めに考えておく必要があります。
入学・募集について(判明している範囲)
募集対象
開校初年度(2027年秋)はEYFS〜Year 4の募集が予定されています。初年度の定員は限られているとして、学校側は早めの出願を勧めています。なお、2025年11月の報道では「初年度の募集定員は約250人」とされていましたが、2026年の学校側の発表では「長期的には年間約250名の受け入れを計画」と表現されており、初年度の具体的な定員は公表されていません。
出願の流れ
公式サイトの「How To Apply」では、出願の流れが次のように案内されています。
- 情報収集:公式サイトやSNS、オンライン・対面の説明会で学校について知る
- 出願:オンラインのフォームから出願し、直近の成績表、身分証明書類などを提出
- 入学試験:コンピューターによる基礎テスト(算数・学習スキル・リテラシー)、英語力テスト、エッセイの3部構成
- 面接:必要に応じて、学校の管理職や入学担当者との面談
- 合格通知・入学手続き:オファーの受諾、必要書類の提出、登録手続き
- オリエンテーション:入学前に新入生家庭向けのオリエンテーションを実施
英語力の具体的な基準や、日本国籍の生徒の扱いについては、2026年10月時点で公式サイトに明記されていません。
説明会・「Founding Families」
2026年6月6日に第1回、9月5日に第2回の「開校ファミリー入学説明会(Founding Families Admissions Event)」が都内で開催され、学校紹介やカリキュラム説明に加え、個別相談やYear 1〜4の入学アセスメントも行われました。説明会に登録した家庭は「Founding Families」として、出願に関する個別案内や2027年秋入学のアセスメントへの優先事前登録などの特典を受けられると案内されています。
学費
学費については、2026年10月時点で公式には公表されていません。公式サイトでは、学費の情報は合格時の書類とともに案内されるとしています。具体的な金額は学校へ直接お問い合わせください。
立地・キャンパス計画
キャンパスの所在地は東京都千代田区内神田で、JR・東京メトロの神田駅周辺とされています。神田エリアは東京駅や大手町にも近く、複数路線が利用できる都心の立地です。共働き家庭や都心に勤務する保護者にとって、通学のしやすさは大きな魅力になるでしょう。
校舎は、英国の建築設計事務所PLP Architectureと共同で設計されたと紹介されており、サステナビリティに配慮したモダンなデザインや、子どもが過ごしやすい空間づくりが打ち出されています。ただし、校舎の規模や具体的な施設(体育館、校庭など)の詳細は2026年10月時点では公表されていません。英国本校やマレーシア校のような広大なキャンパスとは異なり、都心型のキャンパスになると考えられます。
まとめ
エプソム・カレッジ東京は、1855年創立の英国名門校エプソム・カレッジの姉妹校として、2027年秋に千代田区神田エリアでの開校を予定している英国式インターナショナルスクールです。3〜11歳(EYFS〜Year 6)を対象に、英国ナショナル・カリキュラムをベースとしつつ、日本語・日本文化やAI教育を取り入れる計画で、Year 7以降はマレーシア校や英国本校へとつながる進路が用意されています。開校前のため学費や定員などの詳細は今後の発表を待つ部分も多く、出願を検討される方は公式サイトや説明会で最新情報を確認することをおすすめします。
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※アイキャッチ画像:神田駅西口通り(千代田区内神田) 写真 Ximonic (Simo Räsänen) / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。開校前の学校のため、内容は今後変更される可能性があります。最新情報は各校の公式サイトをご確認ください。

