卒業生が本気で「世界一」と思う男子インター、セントメリーズ・インターナショナルスクール
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こんにちは、エグシス代表の斎藤幸です。
私は小学1年生から10年生までの10年間、セントメリーズ・インターナショナルスクール(St. Mary’s International School)に通いました。今回は塾長としてではなく、一人の卒業生として、なぜ私が母校を「世界一の男子インターナショナルスクール」だと本気で思っているのか、実体験を交えてお話しします。
セントメリーズとは

セントメリーズは1954年創立、東京・世田谷区瀬田にキャンパスを構える、幼児(Reception Program)から高校12年生までの一貫男子校です。カトリック系修道会「キリスト教教育修士会」によって設立された歴史ある学校で、当初は港区高輪にありましたが、1971年に現在の世田谷キャンパスへ移転しました。現在は約60カ国から集まった1,000名近い男子生徒が学んでいます。日本国内で唯一と言っていい、本格的な「男子のみ」のインターナショナルスクールです。
近隣には姉妹校的な存在である女子校の清泉インターナショナルスクール(Seisen International School)があり、高校では合同の行事や課外活動も行われます。「男子校でありながら、完全に閉じた環境ではない」という絶妙なバランスも、セントメリーズの魅力の一つです。
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理由1:圧倒的なアカデミックの実績
高校ではIB(国際バカロレア)ディプロマ・プログラムを採用しており、その結果は世界トップレベルです。
IBの世界平均スコアが約30点であるのに対し、セントメリーズの平均は例年35〜37点。合格率も常に90%を超えています。特に数学や物理などの理数系科目では世界平均を大きく上回る成績を出し続けています。
IBで選べる科目(2025-27年度)
セントメリーズのIBディプロマは科目の選択肢が豊富です。公式に開講されている科目は以下の通りです。
- Group 1(言語と文学):英語A、日本語A(いずれもHL/SL)
- Group 2(言語習得):日本語B、フランス語B、日本語・フランス語・スペイン語のAb Initio(初習者向け)
- Group 3(個人と社会):ビジネスマネジメント、経済、歴史
- Group 4(理科):生物、化学、物理、コンピュータサイエンス、デザインテクノロジー
- Group 5(数学):Analysis and Approaches / Applications and Interpretation(いずれもHL/SL)
- Group 6(芸術):音楽、美術
注目すべきは、日本語Aが正式に開講されている点です。日本人生徒はIBの枠組みの中で英語と日本語の両方を最高レベルで学び、「バイリンガル・ディプロマ」を取得できます。日本の大学のIB入試でも大きな武器になります。また、コンピュータサイエンスやデザインテクノロジーといった科目があるのは、理系志向の男子が多いセントメリーズらしいラインナップです。
科目選択に加え、全員がTOK(知の理論)、EE(課題論文)、CAS(創造性・活動・奉仕)という3つのコア要件に取り組みます。4,000語の英語論文を書き上げるEEの経験は、大学入学後のレポートや卒論で圧倒的なアドバンテージになります。
その結果、卒業生はハーバード、イェール、MIT、スタンフォード、オックスフォードといった世界最難関大学へ進学しています。進学先はアメリカが最多で、イギリス、カナダ、日本と続き、日本国内でも東大PEAK、早稲田、慶應、ICUなどへの進学者を毎年輩出しています。私自身も早稲田大学国際教養学部に進学しましたが、セントメリーズで培った英語での思考力と学習習慣が土台になったことは間違いありません。
もう一つ強調したいのは、大学カウンセリングの手厚さです。高校には専任のユニバーシティ・カウンセラーが常駐し、9年生の段階から進路を見据えた科目選択の相談に乗ってくれます。エッセイの添削、推薦状の手配、各国の出願制度の違いまで、学校側のサポート体制が整っているのは、長年海外大学に生徒を送り出してきた実績あってこそです。
小・中学校のカリキュラムも充実
セントメリーズの強さは高校だけではありません。小学部(Grade 1〜5)では英語・算数・理科・社会に加え、日本語、音楽、美術、体育、宗教(価値観教育)がバランスよく組まれています。特筆すべきは日本語教育で、日本人家庭の生徒向けには国語に近いレベルのクラスが、そうでない生徒には外国語としての日本語クラスが用意されています。「英語も日本語も中途半端になるのでは」という心配は、セントメリーズに関してはあまり当てはまりません。
中学部(Grade 6〜8)からは教科担任制となり、学習量が一気に増えます。私の経験では、ここでつまずくかどうかが高校での成績を大きく左右します。MAPテストなどの標準テストで自分の位置を客観的に把握しながら、数学は習熟度別クラスで学ぶため、得意な子はどんどん先に進めます。
理由2:男子校だからこそ伸びる環境
「男子校」と聞くと古風な印象を持たれるかもしれませんが、実際は逆です。男子の発達段階や学び方に合わせた指導が徹底されており、授業は体験的でテンポが速く、競争と協働のバランスが絶妙です。
思春期に異性の目を気にせず、音楽でも美術でも演劇でも堂々と挑戦できる。これは在校生だった私が肌で感じた、男子校ならではの大きなメリットです。共学校では「音楽は女子のもの」といった空気に流されて手を挙げない男子が出がちですが、セントメリーズにはその遠慮が一切ありません。全員が主役になれるのです。
実際、セントメリーズのバンド(音楽プログラム)は国内インター屈指のレベルで、コンサートバンドやジャズバンドの定期演奏会は毎回大盛況です。スポーツでは「Titans(タイタンズ)」の愛称で、サッカー、バスケットボール、野球、水泳、テニス、クロスカントリーなど幅広い競技に取り組み、関東のインター対抗リーグの常連強豪です。シーズン制なので、一人の生徒が年間を通じて複数のスポーツに挑戦できるのもアメリカンスタイルの良さです。
キャンパス設備も充実しています。屋内温水プール、体育館、人工芝のグラウンド、音楽ホール、図書館(Learning Commons)など、世田谷の住宅街とは思えない環境が揃っています。特に水泳プログラムは伝統的に有名で、小学部から全員が授業でプールに入ります。
課外活動:スポーツと勉強だけではない
セントメリーズの課外活動は運動部にとどまりません。模擬国連(Model United Nations)、ディベート、Brain Bowl(学力クイズ大会)、数学オリンピック系のコンテスト、ロボティクス・プログラミング系のクラブ、生徒会(Student Council)、学校新聞・イヤーブック制作など、知的な活動の選択肢が非常に豊富です。
演劇(ドラマ)プロダクションでは近隣の女子校と合同で舞台を作り上げ、美術ではVisual Artsの本格的な指導を受けられます。学校側も「課外活動を通じてリーダーシップ、時間管理、問題解決力を育てる」ことを明確に掲げており、単なる放課後の遊びではなく教育の柱の一つとして位置づけられています。
私自身の経験から言うと、この課外活動こそが海外大学出願で効いてきます。欧米のトップ大学は成績だけでなく「何に打ち込んだか」を見ます。小学生の頃から自然に複数の活動へ参加する文化があるセントメリーズでは、出願時に語れるストーリーが自然と積み上がっていくのです。
学年ごとの行事とキャンプ
年間を通じた学校行事も思い出深いものばかりです。学年ごとの宿泊キャンプや遠足、スポーツデー、文化的なフェスティバル、クリスマスのミサとコンサート、そして卒業式。特に宿泊行事は、教室では見えない友人の一面を知る機会であり、自立心を育てる場でもありました。夏には外部生も参加できるサマースクールが開講されており、入学前にセントメリーズの雰囲気を体験する機会としてもおすすめです。
理由3:規律と人間教育
セントメリーズの教育の根底には、カトリック校らしい「人格形成」の伝統があります。学業だけでなく、礼儀、規律、他者への思いやりを重視する校風は、卒業して何年経っても自分の芯になっていると感じます。
制服があり、生活指導もしっかりしているため、「インターは自由すぎて心配」という日本人のご家庭にも安心していただける環境です。宗教の授業はありますが、カトリック信者である必要はまったくなく、実際に生徒の宗教的背景は様々です。宗教というより「倫理・価値観の教育」と捉えていただくのが実態に近いと思います。
先生方の在職期間が長いのもセントメリーズの特徴です。10年、20年と勤める先生が多く、兄弟で通えば同じ先生に教わることも珍しくありません。教員が定着しているということは、それだけ働きやすく、教育方針がぶれない学校だということです。私が在籍していた頃の恩師の何人かは、今も教壇に立っています。
理由4:多様性と生涯続くネットワーク
約60カ国の同級生と毎日机を並べる経験は、何にも代えがたい財産です。私の同級生は今、世界中で活躍しており、卒業から年月が経った今でも強いネットワークで繋がっています。70年以上の歴史を持つ学校だからこそ、親子二代でセントメリーズというご家庭も珍しくありません。
通学とスクールライフ

キャンパスは東急大井町線・上野毛駅から徒歩圏内で、二子玉川駅からもアクセス可能です。スクールバスも都内・横浜方面の広いエリアをカバーしているため、遠方から通う生徒も多くいます。カフェテリアでの昼食、放課後のクラブ活動、学園祭など、一日のリズムは日本の私立校に近く、初めてインターに入るご家庭でもイメージしやすいはずです。
入学を検討されるご家庭へ
セントメリーズの入学審査では、英語力(お子様との面接)、在籍校の成績表、そして学年によっては英語・算数のテストが求められます。願書はすべて英文で、親御様にも英語での面接があります。人気校のため定員が埋まりやすく、特に幼児部(Reception Program)やGrade 1からの入学は、1年以上前からの準備をおすすめします。
よくいただくご質問
Q. 英語が話せない子でも入れますか? 低学年であれば、英語力が発展途上でも潜在能力を見て合格するケースがあります。ただし学年が上がるほど求められる英語力は高くなります。編入をお考えなら、早めの英語準備が何より重要です。
Q. 日本人家庭でも大丈夫ですか? セントメリーズには日本人・日本にルーツを持つ生徒が多く在籍しており、日本人のご家庭にとって非常に入りやすいインターです。ただし卒業しても日本の学校教育法上の「一条校」卒業資格にはならないため、進路設計(特に日本の大学を受験する場合の帰国生入試・IB入試の活用)は入学前から考えておく必要があります。この点はぜひエグシスにご相談ください。
Q. 途中編入は可能ですか? 空きがあれば随時受け付けています。海外からの帰国のタイミングや、他のインターからの編入も一般的です。ただしGrade 9以降の編入はIBを見据えた学力審査が厳しくなります。
正直に言うと:合わないご家庭もあります
卒業生として良いことばかり書くのはフェアではないので、正直に付け加えます。規律を重んじる校風は、完全に自由な教育を求めるご家庭には窮屈に感じられるかもしれません。また、宿題の量は学年が上がるにつれて多くなり、家庭でのサポートは必須です。
それでも私が母校を誰にでも自信を持って薦められるのは、学業・人格・体力・国際性のすべてを、70年かけて磨かれた一つのシステムとして提供している学校が他にないからです。息子を10年間預けた結果として世界中どこでも通用する人間に育つ——その再現性の高さこそが、セントメリーズの真価だと思います。
そして、あえて個人的な思いを付け加えるなら——世界中のインターナショナルスクール出身者と出会ってきた今でも、私は「自分の母校が世界一だった」と本気で思っています。10年間を過ごした一人の卒業生の実感として、これ以上の男子校を私は知りません。
最後に:エグシスがサポートできること
エグシスには、私を含めセントメリーズ出身の教師が在籍しています。カリキュラムの中身、先生方の指導スタイル、宿題の傾向、そしてIBで高得点を取るための勉強法まで、「中から見た」セントメリーズを知り尽くしています。
実際にエグシスでは、セントメリーズへの合格実績があるほか、在校生の成績サポートでも「CやDばかりだった成績がほぼストレートAに」といった結果を出しています。
セントメリーズへの入学・編入をお考えの方、在校生で成績を上げたい方は、ぜひ一度エグシスの無料体験レッスンにお越しください。卒業生だからこそできるサポートがあります。

