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東京YMCAインターナショナルスクール徹底解説|概要・カリキュラム・学費まで完全ガイド

はじめに

東京YMCAインターナショナルスクール(Tokyo YMCA International School、以下TYIS)は、東京都江東区東陽にあるインターナショナルスクールです。東京YMCAが運営する学校で、キンダーガーテン(K5)からグレード12までの教育を英語で行っています。アメリカのCommon Coreをはじめとする北米の学習基準に基づくカリキュラムを採用し、高等部ではアドバンスト・プレイスメント(AP)科目を提供しています。WASC(米国西部地区学校大学協会)の認定校でもあります。

本記事では、TYISのカリキュラム、入学案内、学費、キャンパスに至るまで、公式サイト(tokyo.ymca.or.jp/tyis)の情報をもとに詳しく解説します。

学校概要

項目内容
学校名東京YMCAインターナショナルスクール(Tokyo YMCA International School/TYIS)
運営東京YMCA
カリキュラム北米の学習基準(Common Core など)に基づくアメリカ式カリキュラム、AP(高等部)
対象学年K5(キンダーガーテン)〜グレード12
定員合計237名(K5:18名、小学部:144名、中学部:30名、高等部:45名)
クラス数各学年1クラス
教授言語英語(日本語はK5〜小学部では週1回、中学部でもコ・カリキュラー授業として学びます)
認定WASC(高等部のAP科目はCollege Boardのプログラム)
所在地〒135-0016 東京都江東区東陽2-2-20
最寄り駅東京メトロ東西線「東陽町」駅 2番出口

※定員・クラス数は東京都「インターナショナルスクール情報」(2026年度更新)の掲載情報です。

カリキュラム

TYISでは、Common Coreを中心とした北米の学習成果・内容基準をもとに、学年をまたいで一貫した学びのつながりができるようカリキュラムを構成しています。評価は形成的評価と総括的評価を組み合わせて行い、年3回の成績表、保護者面談、クラスブログなどで保護者に学習の様子が共有されます。

K5(キンダーガーテン)

  • 対象:9月1日時点で5歳の子ども
  • 主要教科:Language Arts、算数、理科、社会
  • コ・カリキュラー:体育、水泳、音楽、図工、コンピュータ、日本語(各週1回)
  • 学習ツール:i-Readyによる英語・算数のアダプティブ学習、Accelerated Readerの読書クイズ
  • ねらい:一貫性があり、身近な世界とつながる、年齢にふさわしい学びを重視しています

小学部(エレメンタリー)

  • 主要教科:Language Arts、算数、理科、社会(英語で指導)
  • Language Arts:テキストを精読し、根拠をもとに自分の意見を述べる力を養います。Accelerated Readerを使い、自分のレベルに合った本を読み進めます
  • コ・カリキュラー:体育、水泳、音楽、図工、コンピュータ、日本語(各週1回)
  • 行事:秋のキャンプ、スキーキャンプ、サイエンスフェア、日本の学校での理科の校外学習、スペリングビー、タレントショー、運動会、スプリングコンサートなど

中学部(ミドルスクール)

  • 主要教科:Language Arts、数学、理科、社会(各教科の専門教員が指導)
  • コ・カリキュラー:水泳、体育、図工、音楽、IT、日本語
  • 選択科目:料理、テニス、心理学、語学など
  • 校外学習:生徒が企画に関わる3日間の修学旅行(MS Trip)、野尻湖のキャンプ場での3日間のアウトドア教育(カヤック、セーリングなど)

高等部(ハイスクール)

  • 教育モデル:アメリカの高校をモデルとしたプログラムで、修了時にはディプロマが授与されます
  • 学習基準:Common Core、NY州次世代数学基準、NGSS(次世代科学スタンダード)、AERO、C3フレームワーク
  • AP科目(2026-27年度・12科目):AP Pre-Calculus、AP Computer Science Principles、AP Psychology、AP Chemistry、AP Biology、AP Human Geography、AP Microeconomics、AP Macroeconomics、AP World History: Modern、AP 2-D Art、AP Chinese、AP Japanese
  • 外国語:AP Japanese、AP Chinese、French(French III・IVは2027-28年度に開講予定)
  • 進学サポート:大学進学ガイダンスやSAT対策のサポートが提供されます

高等部は2025年に開設された新しいプログラムです。

学習サポート(ASK)

  • ASK(Academic Support for Kids):ASK担当教員が担任と連携し、生徒の学習をサポートする有料プログラムです。参加の判断は学校が行います
  • 支援の形:教室内での支援(Push-in)、少人数での取り出し授業(Pull-out)、テスト時の支援など
  • 考え方:一人ひとりの違いを認め、強みに目を向けながら、自己理解と自己肯定感を育てる「ホールチャイルド」のアプローチをとっています

入学案内

TYISは通年で出願を受け付けており、必要書類がすべて揃った時点で選考が始まります。学年は9月1日時点の年齢で決まり(K5は5歳、以降1学年ごとに1歳ずつ上がり、グレード12は17歳)、基準日から7日以内の場合は個別に検討されます。

選考の基準

  • 年齢
  • これまでの成績・在籍校での様子
  • 入学面接
  • プレイスメントテストの結果と英語力

主な提出書類

  • 直近2年分の成績表(K5・グレード1は可能な場合のみ)
  • 保有するすべてのパスポートと在留カードのコピー
  • 出願書類一式、署名済みの同意書(Letters of Agreement)
  • 健康保険証の写し、健康履歴、医師による健康診断書
  • 推薦書(在籍校から入学事務局へ直接送付)
  • 高等部(グレード9以上)はパーソナル・ステートメント

英語力について

  • 英語を母語としない出願者は、入学事務局が指定するアセスメントで英語力を確認します
  • 必要に応じて、ASKプログラムへの参加が入学の条件となる場合があります
  • グレード6〜9に出願する場合、英語の学習経験がまったくない生徒は受け入れていません

合否通知と手続き

  • 合否は郵送またはメールで通知されます
  • 合格者には請求書が同封され、正式な合格日から10営業日以内の支払いが必要です
  • 不合格の場合、その学年度の選考は終了となります
  • 海外在住の出願者は、書類・オンラインテスト・面接で選考されます
  • 日本国籍以外の生徒は、有効な在留資格と在留カードが必要です

なお、公式サイトの入学ページには、日本国籍の生徒の受け入れに関する特別な記載はありません。詳細は学校に直接ご確認ください。

学費(2027-28年度)

TYIS公式サイトに掲載されている学費(「School Fees 2027-2028」、2026年8月時点)は以下の通りです。授業料等の金額は消費税10%込みと記載されています。なお、学校は2031-32年度まで授業料を毎年5〜8%程度改定する予定としています。

新入生のみに発生する一時金

項目金額(全学年共通)
出願料(Application Fee)22,000円
入学金(Entrance Fee)275,000円
施設拡充費(School Development Fee)220,000円
合計517,000円

学年別・年間学費

項目キンダーガーテン小学部中学部高等部
授業料2,325,000円2,325,000円2,325,000円2,325,000円
施設維持費198,000円198,000円198,000円198,000円
修学旅行費--110,000円110,000円
年間合計(在校生)2,523,000円2,523,000円2,633,000円2,633,000円
初年度合計(新入生)3,040,000円3,040,000円3,150,000円3,150,000円

その他の費用(該当者のみ)

項目金額
ASK(Intensive)1学期154,000円
ASK(Moderate)1学期88,000円
ASK(Mild)1学期44,000円
ASK(中高)1学期110,000円
給食(K5/小学部/中高)1学期45,600円/51,600円/54,600円
スクールバス(往復)年間420,000円(1学期140,000円)
秋のキャンプ(K5〜G6)44,000円
スキーキャンプ(G1〜G6)88,000円
野尻キャンプ(中高)88,000円
チュータリング1回4,000円

兄弟姉妹割引・奨学金・支払い

  • 第2子は授業料10%、第3子は授業料50%の割引があります
  • 中学部入学者を対象とした奨学金(200,000円、毎年1名)があり、エッセイなどで選考されます
  • 授業料は一括払いまたは3回分割(6月末・10月中旬・2月中旬)で、分割の場合は1学期ごとに15,400円の手数料がかかります
  • 入学金・施設拡充費は返金されません。年度途中で退学する場合、まだ始まっていない学期分の授業料は返金されます
  • スクールバスの料金は今後3年間、毎年約90,000円ずつ値上げされる予定です
  • AP試験料、スポーツチームの費用、PTA会費などは別途必要です

キャンパスと学校生活

江東区東陽のキャンパス

TYISのキャンパスは、東京メトロ東西線「東陽町」駅(2番出口)の近くにあります。駐車場はないため、車での送迎の際は近隣のコインパーキングを利用する必要があります。スクールバスは、豊洲、有明、晴海、月島、八丁堀、森下、住吉の7エリアにあるサテライト停留所を結んで運行しています(有料)。

学校生活

  • アウトドア教育:野尻湖のキャンプ場でのキャンプ、秋のキャンプやスキーキャンプなど、自然の中で学ぶ機会が豊富です
  • 水泳:K5から中学部まで、水泳がコ・カリキュラーとして組み込まれています
  • サービスラーニング:高等部では地域社会に貢献するサービスラーニングのプロジェクトにも取り組みます
  • シーズナルプログラム・サタデースクール:長期休みのシーズナルプログラムや土曜日のサタデースクールも開催されています
  • 大切にしている価値観:責任感、自信、レジリエンス、ウェルビーイング、ボランティア精神、インクルーシブな環境づくりを重視しています

まとめ

東京YMCAインターナショナルスクールは、江東区東陽に位置し、K5からグレード12まで北米の学習基準に基づくアメリカ式の教育を英語で行うインターナショナルスクールです。少人数の学年構成に加え、ASKによる学習サポートや、YMCAならではの野尻湖でのアウトドア教育など、一人ひとりに寄り添う環境が整えられています。高等部ではAP科目が充実しており、通年で出願を受け付けている点も特徴です。

EGCISは、インターナショナルスクール受験に特化した専門塾で、出願書類のサポート、出願試験対策、面接準備など、生徒の受験を総合的に支援しています。インターナショナルスクール受験についてお困りのことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※アイキャッチ画像:写真 2y.kang / Unsplash(イメージ画像です。実際の校舎ではありません)

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各校の公式サイトをご確認ください。

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